
床上30cmがダーティーゾーンって知ってる?
空気がもっとも汚染されているエリアは睡眠空間や子供たちの生活空間です

適切な排気口の位置が、家族の健康を守ります。安心を選ぶなら排気は床面から。
住宅は無人になる思いのほか多く。無人であれば空気は撹拌されません。ハウスダストなどのアレルギー物質は重力で床面付近に多く沈殿しています。布団で寝ている人たちはその帯域で就寝しています。そこは同時に赤ちゃんの生活空間でもあります。排気口の適正な位置を検証せずにいてずらに空気を撹拌してしまうと室内空気の均一な汚染が生まれてしまいます。
地中熱を利用しながら効率的な換気、換気による熱損失を大幅に削減します。
住宅の高気密化によって計画換気の重要性が増す一方で必要な換気量を十分に達成出来ていないという現状が有ります。換気装置その物は建築基準法に準拠してはいるが換気計画の手法や様々な要因で換気量が落ちてしまっている事実もあります。本来換気とは冬の場合を例に挙げると冷たい冷気を取り込み家の中の暖房された空気を外に排出する多大な熱損失が生じる事は想像できると思います。
家計にも地球にも優しく、クリーンで安全な換気を実現します。
これを防ぐには効率よく熱回収を行う事が一番です。有効な資源の活用として地中熱を利用して熱を回収し給気します。地中熱は空気に対して1800倍の熱量なので、空気を暖める事は容易です。同時に今まで換気によって捨てられていた熱も回収し、換気による熱損失を大幅に抑える仕組みです。


生ゴミバケツの奥に排気口を!トイレの便器の奥に排気口を!防虫剤を入れたクローゼットの奥に排気口を!
汚染物質が床面付近であれば、攪拌されない時間帯が存在するなら、排気口は床面に在るべきなのです。床面換気であれば、濃く汚染された空気を攪拌することなく速やかに排気する事が出来ます。排気口は床面に在る事が正しいと言っても、いきなりフローリングに穴を開ける訳にも行きません。人の鼻や口と、匂いの発生源と、排気口の関係は、最上流に鼻や口、中間に発生源、最下流に排気口が在るべきなのです。
空気を循環させてはいけない
冷暖房に費やされるエネルギーをロスさせないという目的で、室内空気を循環させ、エネルギー消費を少なくするという手法が取られるようになってきました。しかし、室内空気を循環させてはいけません。住宅のように狭い環境での空気循環は、二酸化炭素、カビの胞子、ダニの死骸や糞といたアレルギー物質も循環させてしまいます。正しい換気は、絶えず一方向で空気の入れ替えを行う行為であり、換気に循環という要素はありません。